オチもなく、日常の一場を。

■エイプリルフール■1年後くらい。1
柊秋正→保健室の先生。恋人は宮本先生(数学教師)
樋口智巳→数学教師。恋人は尋臣(昨年の卒業生)
宮本芳春→数学教師。恋人は柊先生(保健室の先生)
桐生→数学教師。恋人は雪之丞(昨年の卒業生)
渡部浩二→英語教師。恋人は鈴(在校生)




智「12時過ぎましたね」
渡「あ、ホントだ」
智「エイプリルフールにちなんだ遊びしません?」
柊「なにするの?」
智「嘘かホントか分からないこと暴露しあうっていう」
柊「おもしろそうだね」
智「答え合わせはしないってルールで」
柊「オッケー」
渡「その暴露に対して、質問するのは?」
智「時と場合により可能にしましょう」
桐「智巳ちゃん、完全に俺ルールじゃん」
智「宮本先生もいいですか?」
宮「あ、はい。うまく出来るかわからないんですけど」
桐「軽くスルーしたね」
智「じゃあ、俺から。俺、実は、桐生犯したことあるんですよ」
桐「っ……!!」
宮「ええっ!!!」
柊「宮本先生、素直に反応しすぎですよ」
宮「ああっ。そっか。嘘かホントかわからないんですもんね」
桐「……俺は、渡部先生犯したことありますよ」
宮「ええっ! あ、すいませんっ」
渡「そうですね。俺、桐生先生の前で一人Hしたことあります」
宮「えっ」
柊「俺は、宮本先生犯したことありますよ」
宮「なぁっ」
智「どうですか、ヤリ心地は」
柊「最高ですね」
宮「うぁあっ……」
渡「一応、嘘かホントかわからないルールなんで、反応したらバレますよ」
宮「そう……ですねっ」
智「……つっても、柊が宮本先生犯してんのはもうみんな知ってますけどね」
宮「っ……ずるいですっ。なんなんですか、この遊びっ」
桐「ずるいのは柊だよね。嘘かホントかわからないラインのこと言わないとさ」
柊「え? でもみんな、あからさまに本当のこと言ってたじゃない?」
宮「え……?」