「彩華……いい?」
いい……?
って、春ちゃんが。
なに。
口が重なる。
手が、スカートの中に。

「っ春ちゃっ!!!」


そこで終わった。
今日の夢。
……最悪だぁ。
そういうの見ちゃった自分が。
恥ずかしいよ。

というか、女の子同士って、どうすんのさ。
いまいちわかんないし。

こういうの、いつもだったら春ちゃんに聞くんだろうけど。
なんか相手が春ちゃんになりそうだし。


しょうがなく、春ちゃんの次に仲良しな千鶴ちゃんの部屋へと行った。

っと、そこには、同じクラスの由架ちゃんもいた。
ちょうどいいから2人に聞いちゃおう。

「聞きたいことがね、あるんだけど」
「んー? どうした?」
あいかわらず、ゲームをしていた千鶴ちゃんは、一旦、中断してこっちを見てくれる。

「2人ってさぁ、彼女とかいる?」
「……彼女? いないけど」
由架ちゃんに顔を向けると、にっこり笑って。
「いないけど、やる相手なら?」
激しいですね。
つい、顔が熱くなる。

「やる……相手ってっ。あ、あのさ、やるってどうやるのっ? ねぇっ」
「テンション高いわねぇ。生徒会長の部屋行って聞いてこれば一発で分かるのに」
「どういう意味ですか」
「あの人にこの手の話題フったら、手、出してくるから」
あぁ。
うちの生徒会長こと春日悠姫さん。
クラスは違うがもちろん知っている。
……恐いですわね。

うーん。
千鶴ちゃんに目を向けると、
「あ……あたしはよくわかんない」
って。
「彩香は、やりたい女子でも見つけたのかしら」
「うわぁっ、なんてことをっ」
「よぉしっ。教えてあげる」
にっこりと。
由架ちゃんがそう言ってくれるけど。
やっぱり千鶴ちゃんだけに聞いた方がよかったかな。
いや、それじゃあわからないで終わっちゃうか。

「ねぇねぇ、相手は誰なの? また後輩に告白したのかしら?」
「また……ってっ」
したけど、振られてるし。
「春ちゃん……だけど」
この二人はもちろん、同じクラスだから春ちゃんを知っている。
「それならさぁ。春ちゃんが知ってるんじゃ……」
そう千鶴ちゃんが言ってくれる。
「っだけどっ……。ほら、いきなり春ちゃんに襲われたらっ……。どういうことされるのかわかんないし、予備知識入れときたくてっ」

由架ちゃんは楽しそうに、ちょっと不気味に笑っていた。
「で? あたしが襲っちゃってもいいの?」
「えぇえっ!? なんで襲うとかっ。口頭で言ってくれればいいんだけどっ」
「もう。乙女がそんなこと、口に出せないー」
だからって襲うんですか。
「ね。彩華―…」
そう言って、由架ちゃんはあたしを押し倒す。
「……由架ちゃ」
「それとも、春日さんちの悠姫さんに襲われたい? ふふ……あの人、容赦ないから、ホントにナニか突っ込むわよ?」
「なぁあっ……」
「というか。ココに指とか入れられるだけだって。初めはまずそのくらいでしょ。相手が春ちゃんならいきなり絡むような行為はしなそうだし」
そう言いながら場所を示すように、指でパンツの上からアソコを軽く突く。
「ちょっ……もぉっ」
絡むとか。他にもあるのかぁ。
「だぁから。春ちゃんにまかせりゃいいのよ」
「……指、入れられるの? 気持ちよくなれる?」
「そういうのも全部、春ちゃんに言いなさい?」

だよねぇ。
「わかった……」
とりあえずそう言うしかないでしょ。
不安だな。
恐いなぁ。
相手が春ちゃんだから、まぁ痛いことはされないだろうけど。

自分の部屋に戻って、ベッドに寝転がる。
指が……入るのか?
パンツに自分の手を突っ込んで。
指を押し当ててみるけれど、入りそうになくて。
一度、自分の指を舐め上げてぬらしてから、そっとまた押し込んでいく。
「んっ……」
変な感触。
入る……には入るんだけど、これ、おかしいよぉ。

また引き抜いて。
力尽きたようにベッドに大の字。

「はぁあ」
ため息をついて、しばらくボーっとしていると、インターホン。

寝転がったままドアに目をやると、春ちゃんだった。
……なんか、恥ずかしいなぁ。

「彩華―、なにしてたん?」
「ん? 寝てただけ」
「……スカート、めくれてるけど?」
「なぁああっ」
慌てて、そのスカートを元に戻す。
やだやだ、超馬鹿じゃんかぁ。
「……見た?」
「そりゃ、見たけど」
「……パンツ見たんだ?」
「もー。駄目なの?」
「駄目っていうかぁ……」
「付き合ってるのに?」
少し真面目にそう言われ、返答に困る。
そんなを見てか、春ちゃんは、寝転がったままのあたしへと圧し掛かる。
「彩華―。どうなん?」
冗談っぽく言ってるの?
そりゃ、こんな風にのしかかられたこと、初めてじゃないよ?
だけど、変に意識しちゃうし。
「っちょっ……春ちゃん、恥ずかしいっ」
「なにが?」
「そうやって、見下ろされるのがっ」
「ホント、彩華、顔赤い」
顔、赤くなってんの?
指摘されるともっと恥ずかしいし。
「彩華……かわいいね」
見上げると、春ちゃんはあたしにそっと口を重ねた。
「んっ……んぅっ」
キスくらいなら、もう何度かしたけれど、それでもドキドキする。
あ、舌、入って……。
春ちゃんはいつも、優しく絡め取ってくれる。
すごく熱くなっちゃうキスだ。
「ぅんっ…」
も、春ちゃんの舌に自分の舌を絡めて応えて。
頭がボーっとしちゃうよ。
すると春ちゃんの手が、あたしの股間をそっとなでる。
「んっ!!!」
「彩華……触っていい?」
口を離して、そう言いながら、じっくりと顔を見られる。
「なぁっ……もぉ、触ってるじゃんかぁ」
「ん。直に」
直にっ??
いい……のかなぁ。
わかんないし、恥ずかしいけれど。
たぶん、いずれはあるんだろうし。

「う…ん…」
頷くと、春ちゃんの手が、下着の中へと入り込んで。
そっとなでる。
「ぁ…春ちゃん…恥ずかしい…」
「ん? うちとそう変わらんし? 大丈夫」
そう……だよね。
そんなにも、ソコって女の子、違わないかなぁ?
春ちゃんの指が、割れ目にそって撫でていくと、もうドキドキしておかしくなりそう。
「…なぁ、彩華……。すごい濡れてる」
「えっ…えぇえっ?」
濡れてっ??
「エロいこと考えてるから、溢れてきちゃったんだ……?」
自分で指入れたときは、全然、濡れなくて無理だったのに。
春ちゃんの指が、ぬるぬると入り口をさ迷っているのがわかった。
すごいソコが濡れちゃって、いまならよくわかる。
恥ずかしい。
「彩華、エロいねぇ」
「違っ…あっ」
「入れていい?」
「わかんないっ」
「…じゃあ、入れちゃうよ?」
嘘。わかんないって言ったのに。入れちゃうの?
ゆっくりと、春ちゃんの指が入り込んでくる。
さっきよりも全然、スムーズだ。
そんだけ濡れてるから?
「ぁっあっ…んぅっ…春ちゃぁ…っ」
奥まで入りきって、一息つくと、今度はゆっくりと退いて。
「ぁっ…春ちゃんっ…なんかっ」
入っては退いて、入っては退いて。
出入りを繰り返し。
変な感じ。
「んっ…あっ…なんかっあっ…変っやっ」
「ココは、何度もやるうちに感じるようになれるよ…?」
そう教えてくれて、そっと引き抜かれる。
「っ春ちゃん、物知りだなぁ」
「…彩華は、イったこともないんでしょ…」
「イくって…あの、よくわかんないです」
うーん……って、全然わからないことだらけ。
「イかせてあげるね…」
そう言うと、ぬるぬるしたままの春ちゃんの指先が、さっきまで入り込んでいた場所より少し上、硬い部分をそっと撫でる。
「っ…そこっ…だめ…っ」
「ん? 優しくしてあげる…」
指の腹で、そこを回すように撫でられて、体がゾクゾクする。
あ、、すごいコレ感じてるんだ?
やばい。
「あっ…あっんっ…春ちゃっ…」
「気持ちいい?」
「んっ…ぃいっ…あっ気持ちぃいよ…ぉっ…」
変に腰が動きそうだ。
足とか開いちゃって、もっともっと触って欲しい。
、変態じゃんかぁ。
「はぁっ春ちゃ…っ…あっっぁんっ…」
たまに、変に体がビクついちゃうし。
熱いし。
「んっ…あっそこっ…あっなんかっ…あっんっやっ…んっ…」
「大丈夫?」
「あっ…もぉっ…あっいく…かもっ」
「イクってわかりそう?」
「んっ…なんか…来るっ…あっ…ぁあっんっ…いきそぉっ…」
「いいよ…。そのままね」
何度も何度も撫でられると、限界みたいで。
「はぁっあっ春ちゃっ…もぉっ…あっあぁああっっ」

体が大きくビクついた。
すごい、気持ちいい……。
これがイクってことですか。
脱力状態。
動けないよ、もう。
春ちゃんはそっとキスをしてくれて。
あたしはというと、なんか夢見心地だ。

しばらくして落ち着いて。
「彩華。大丈夫? 嫌……だった?」
心配そうに春ちゃんが聞いてくれる。
気にしてくれてるのかなぁ。
「彩華、こういうの苦手そうだから」
苦手というか、全然、知らないというか。
確かにすごい恥ずかしがっちゃうけどっ。
「大丈夫だよ」
「ホント?」
「うん。気持ちよかったし……春ちゃんならいい」
言うだけ言って、なんだか恥ずかしくて布団を被る。
「彩華ぁ。隠れんでもいいやん? またしていい?」
「……うん」

夢で、見ちゃうくらいに、ホントは自分も求めちゃってたのかもしれないし。
春ちゃん、あたしに合わせていままで、キスだけしかしないでいてくれたのかなぁ。

そうだとしたら嬉しいし。
……ホント気持ちよかったし。
なんだか、あたし、ますます春ちゃんのこと、好きかもしれない。