俺らは、授業になると目立っちゃうから休み時間のうちに寮へと直行した。
部屋のドアの鍵をみやちゃんが閉める。
奥へと入り込んでいき、俺は壁にもたれて、みやちゃんを呼んだ。
「……みやちゃん……俺に合わせて虐めてくれてたの…?」
「…ん…俺もちょっとサドっ気あるし…。完全に合わせてたってわけでもないよ…。そりゃ確かに透が普通の子だったら、あんな風な対応はしないかもだけど…。透はマゾっ気あるだろ…? 安心する…」
「…ぅ…ん…」
なんか、そう言われるの…嬉しく思っちゃうよ…。
「…じゃぁ…いつもみたいに…してね…」
「…わかってる…」


「俺ね………みやちゃんと会えなくって……」
一人で抜いてて…
いやらしい夢まで見ちゃって…
「…聞いて…?」
「…うん…。…俺と会えなくってどうしてた…?」
「……一人で…みやちゃんのこと…考えて…」
恥かしくって、顔が熱くなってくる。
顔だけじゃなくって、体全部…。
俺の後ろは壁で…その壁にみやちゃんが手をつく。
こう、どうにも逃げられないようにされるのが好き…。
「…ちゃんと…言って…」
「……ぁ…1人H…してた…の…」
ジッと、みやちゃんに見られて聞かれるとなんでも言っちゃう…。
なんでも従っちゃうよ…。
だから、もっと聞いて…。
「…どんなこと、考えてたわけ…?」
「…言え…な…」
「…言って…?」
軽く、指で口を撫でてそう言ってくれる。
もちろん、俺の方も言えないなんて嘘。
もっともっと聞いて欲しい。
はずかしい思いをするのが好き…。
そりゃ、みんなの前で恥かしい思いをするのはいやだけどっ。
みやちゃんだけ。
みやちゃんには恥かしい自分を見られてもいいって思ってるから…。
「…みやちゃんの前で…服を脱いで……」
言いかけるとみやちゃんは俺の手を取って、壁に押さえ込んでしまう。
「…ちゃんと…見て…続き、言ってごらん…?」
「…う…ん…。それで…鏡の前で…足を広げさせられ…て…。…みやちゃ…あんま見ないで…」
俯きかけた俺の顔をみやちゃんが両手で包み込むようにして、上へとあげる。
「…ぁ…」
「…そうやって…泣きそうな顔しても駄目だよ…。自分が考えちゃった事だろ…?」
「…う…ん…。…俺が…嫌って言ってるのに…みやちゃんは中に…」
「…何…?」
恥かしくって…顔が燃えそうだよ…。
「…ビー玉を…入れて……ソレを…みやちゃんに見られながら…出して…」
「…じゃ…してみよっか…」
「…え…」
「最初から全部…。服…脱いで…?」
俺は言われるがままに、ゆっくりと自分の服を脱いでいく。
みやちゃんは、至近距離で脱いでいく俺をジックリと下から上まで見ていった。
「…ぁ…みやちゃ……」
「ん……透はいやらしいね…。もう、こんな勃っちゃって……。ベットに座って…?」
「う…ん…」
みやちゃんのベットの足元の方には大きな鏡が取り付けられている。
言われるまでもなく、俺はそっちを向いて座っていた。
「…自分から…鏡の方向いて座るなんて…やらしいね…」
「…ごめ…なさ…」
みやちゃんは俺の後ろに座ると、俺の髪を撫でながら鏡越しに俺の目を見る。
「膝立てて……。足…広げて…」
俺は、後ろの方に手をついて、自分の膝を曲げながら、ゆっくりと足を開いていった。
「もっと、足開いて…」
「や…みやちゃん…」
恥かしさから目が潤んできていた。
「俺がしてあげる…」
「う…ん…」
もっと…俺のこと、奴隷みたいに扱って…。
みやちゃんは、俺の膝裏に手をやり後ろから持ち上げて左右に開く。
「ぁ…みやちゃ…」
「…いやらしいとこまで…全部見えちゃうね…。…どう…?」
「…は…ずかしぃ…」
「…透…ビー玉、持ってきたんだろ…?」
「…う…ん…」
俺は傍においておいたカバンに手を伸ばし、中からビー玉の入った袋を取り出す。
「…入れてあげるから…その前に自分で濡らして…」
「ん…」
俺は、ジェル状のローションを取り出して自分の指にのせようとフタを外す。
「…直接…そのまま、中に入れてごらん…。…出来る…だろ…?」
「…や……出来な…っ…」
するとみやちゃんは俺からチューブ状の入れ物を取り上げ半ば強引に、アナルに押し当てた。
「っぃっ…や…っ」
俺の言葉なんてもう無視で、みやちゃんは中身を中へと押し入れていく。
「ぁっ…あっ…みやちゃぁん…」
「…気持ちいい…?」
「…あ…っ…いい…よぉ…。たく…さん…入っちゃ…」
たっぷり思う存分押し入れられ、チューブを引き出される。
鏡越しに、アナルからいやらしく湿った様子が見て取れた。
「自分で足、持ち上げてて…」
「…う…ん…」
俺が、自分の足を自分で持ち上げると、みやちゃんは俺のアナルに小さなビー玉を押し当てる。
「っぁ…ぃや…」
みやちゃんは、指でどんどん奥まで押し入れていった。
「ぅっく…ぁ…あ…やぁンっっ」
「…いくつ…入る…?」
「…わ…かんな…」
みやちゃんは、次々とビー玉を俺の中に押し込んでいく。
「はぁっ…ぁっ…もっ…入んな…」
「ホント…?」
俺は、必死で頷いて訴えた。
「…じゃぁ、あと3つ…」
「や…っ…駄目…っ…無理…」
それを無視して、みやちゃんは、ビー玉を指で奥の方まで入れながら数を増やす。
「ぁっ…やぁっ…いやぁっ………駄目…っ」
言葉どおり、3つ入れ足されてしまうと、もう混乱状態でわけがわからなくなってきていた。
「…出しちゃ駄目だって…わかってるよね…」
「…う…ん…」
「…まだ…入りそう…?」
「も…駄目ぇ……」
駄目だと思ってたのに、3つもビー玉足されたんだもん…。
もう、いっぱいいっぱい…。
「じゃ…ビー玉はやめて、ローター入れようか…」
「え…」
驚いてる間にも、用意されたローターがゆっくりと中に入り込んで来る。
「いやっ…駄目っ…みやちゃん…だ…めだよぉ……」
中でビー玉に行き当たったローターをみやちゃんが無理やり指で押すもんだから、内壁を押しひろげてビー玉の横を通る。
「や…おかしく…なっちゃう…」
「…どうして…欲しい…?」
「…ぁ…」
「…言わなきゃ…駄目だろ…?」
俺は、なにかに取り付かれたみたいになっちゃってた。
カバンから、ビニールテープを取り出してみやちゃんに渡す。
「…みやちゃ…ん……。俺の手…使えないように…して…」
「ん…ちゃんと言えたね…」
俺を撫でてくれると、みやちゃんはビニールテープで、俺の右手と右足、左手と左足をそれぞれ縛った。
「……うんと乱れて…俺に見せて…」
「…ん…」
俺が頷くと、みやちゃんは俺の右足首に固定されている右手にローターのスイッチを渡す。
そのあと、体の向きを変えられて、場所を少し離れたみやちゃんはイスに座った状態で俺をジックリとみた。
「…前はまだ一度も触ってないのに…もう濡れてきちゃってるんだ…?」
「…や…」
「もっと、足開いて、腰を前に出して…?」
「…う…ン…っ」
俺はみやちゃんの言われるとおり、足を開いて腰を前に出す。
「みやちゃ…見て…っ」
「見てる…。すっごくやらしいよ…」
それから、俺はローターのスイッチを緊張しながらONにした。
「あっ…アっ…ぅンっ…あっ…みやちゃぁあんっっ」
あまりの刺激にすぐにOFFにしようとしたのに、びっくりして電源を取り落としてしまっていた。
「ひぁっ…ぁっあっ…やぁっ」
「…中…どうなってるか、俺に教えて…?」
「いやぁっ…言えな…」
「そっか。残念だね。じゃぁ、聞かない」
意地悪…。
そうやって、俺がちょっと嫌がると、それを強要しないで、ワザと折れてくれる。
「…なに…言いたいの…?」
少し、俺が途惑うとこうやって聞いてくれるんだ…。
「っぁ……っはぁっ…みやちゃ…聞いてぇっ」
「じゃ、もう1回聞くよ…。透の中…どうなってんの…?」
「ぁっあっ…ローターが…ビー玉に…あたって…ぇ…中でゴロゴロするの…っ…ぁン…やっ…みやちゃ…気持ちいい…よぉ…」
「…イっちゃいそう…?」
「はぁン…ぁ…っ…あんっ…イっちゃう…」
そう言う俺を、みやちゃんはじっくりと見つめる。
「みやちゃ…出ちゃ……っ…ぁっあっ…イくっ…イクっ…ぁっあぁあんっっ」
俺は、みやちゃんに見られたまま、精液を飛び散らせていた。
「…ん…たくさん出たね…」
みやちゃんはイスから立ち上がって俺の方に来ると、精液でベトベトになってしまっている俺のペニスに手を触れる。
「はぁっ…ぁン…みやちゃ…止め…っあっ」
イった直後の敏感な体にローターの刺激がおそいかかる。
「…駄目…ぇ…みやちゃ…止め…てぇ……」
「…なんで…?」
「…ぁっあっ…おか…しぃよぉ……っくぅン…っぁくっ…」
「…いいよ…って言いたいところだけど、透、ビー玉1つ、落ちちゃってる…」
イった直後の一瞬の気の緩みだろうか…?
俺はビー玉を1つ、ベットの上に取り落としてしまっていた。
「あっ…ごめ…なさ…っ」
「…出してみて…。俺の目の前で、中にあるもの、全部、出してごらん…?」
「っ…ん…」
頷いてはみるものの、どうにも難しい。
ローターの刺激に反応してしまい、どうしても締め付けてしまう。
「はぁっ…ぁっ…みやちゃぁん…ぁっあっ…とめてぇ……」
「…しょうがないね…」
「…ぅ…ん…っ」
みやちゃんは、ローターの電源を切って、俺を縛っていた紐を外すと、押し倒して足を大きくM字型に折りたたませる。
「…ぁ…みやちゃ…っ」
「…出して…」
俺は頷いて、恥かしさから顔をそらしながらも、お腹に力を入れた。
「はぁっ…ぁン…やぁあっ…みやちゃぁんっっ」
羞恥心と戦いならがも、みやちゃんの前で中に入り込んでいるビー玉とローターを押し出していく。
「いやらしいよ…透…」
「くぅン…っ…はぁっ…いやっ……」
「いやなら、見ないけど…?」
「いやぁっ…駄目っ…」
みやちゃんは、軽く笑みを見せて、俺に顔を近づける。
「…どっちなの…? ちゃんと言いなって…いつも言ってるだろ…?」
「ぁっあっ……みやちゃっ…見て…欲しいよぉっ…」
みやちゃんはそれを聞いてか、俺の足を上げたまま、ゆっくりと顔を俺の股間あたりに埋める。
「ふぅ…くっ…みやちゃぁん…」
「…透……かわいいね…。今日、俺に会うまでに何人に声かけられた…?」
みやちゃんの吐息が、股間のモノにかかって、体がビクンって跳ねちゃう…。
「っぁ…っ6…人…っ」
榛くんとかも入れちゃうとね…。
「…手、出されなかった…?」
「…ぁ…」
出されたとも言えないし…。
でも、俺が無言でいるのが答えみたいなもんで…。
「なにか、されたんだ…?」
みやちゃんは、そう聞きながら、アナルから出かけているビー玉を口で中に押し戻す。
「やぁっ…みやちゃ…?」
その上から、指を思いっきり押し込んで、今まで出かけていたビー玉を奥の方までまた、入れて行ってしまった。
「やっ…いやっ…みやちゃっ…駄目っ」
「こまったね…。透は、隙があるから、手を出されやすいんだよ…」
「ぁっあっ…ごめ…なさっ…」
「じゃ…ね…。四つん這いになって、腰を高く、あげて…?」
俺は、みやちゃんに頷いて、言われたように、四つん這いになる。
頭の方を下げて、みやちゃんの方に腰をあげた。
「もうちょっと、足拡げて…出して…。さっきより出しやすいだろ…?」
さっきより、恥かしい…。
それでも、俺は大きく足を広げ、ベットのシーツに爪を立てながらお腹に力を入れた。
「んぅっ…ぁっ…いやぁっ…」
「…さっきも言ったけど…いやなら見ないからね…」
みやちゃんは意地悪で、そう言うの。
違うよ…ぉ…。ホントは見て欲しい。
「みやちゃ…ぁっ…あっ…見てよぉ……っ」
「見てて欲しい…?」
「ぁっあっ…見てて…欲しい…よぉ…」 俺の頭をそっと撫でてくれて、みやちゃんは、『わかった』って言ってくれる。
「ふぁン…っ…みやちゃ…たくさ…入ってるの…」
「うん…。じゃぁ…透…俺の、どうする…?」
そう言って、みやちゃんは俺の前に回ると、ズボンから自分のペニスを取り出す。
「欲しい…よぉ…」
でも、フェラってたら、みやちゃんに、出すとこ見てもらえない…。
そう考えてると、みやちゃんは俺の考えがわかったのか、『大丈夫』って…。
「…鏡にばっちり、後ろ写ってるから…」
俺は、恥かしいのに、なんか安心とかしちゃってた。


みやちゃんのを両手で触りながら、舌で舐め上げていく。
「はぁ…みやちゃ…」
ビー玉が、音をたててベットに落ちていった。
「…やらしいね…」
「んっ…ぁっ」
「…全部…出そう…?」
頷くと、みやちゃんが頭を撫でてくれるから、嬉しい反面、早く出さなきゃって、少しだけ焦ってくる。
「…出…ちゃう…みやちゃ…っ」
俺はフェラするのも忘れて、ビー玉とローターを出すのに集中しちゃっていた。
「ぁっあっ…みやちゃぁっ」
全部…出ちゃったよぉ…みやちゃん…。
生理的な涙がポロポロと溢れた。
出し終わっちゃうと、なんだか後から恥かしくなってきて、顔が燃えそう…。
「…全部…出せたみたいだね…」
「…う…ん…」
待たせてごめんなさいって心の中で言いながら、みやちゃんのペニスをたくさんたくさん舐め上げる。
「…みやちゃ……気持ち…いい…?」
俺は、一旦、口を離してみやちゃんを見上げる。
「…ん…気持ちいいよ…。透は上手だね…」
そうやって、みやちゃんに褒められると、嬉しくて恥かしい。
「…もっと…してくれる…? …下のお口で…」
「…う…ん…」
立ち膝になって、座り込んでいるみやちゃんの体をまたぎながら少しだけ見下ろす。
「みやちゃぁ……キス…して…い…?」
いいよ…って感じににっこりするから、俺はみやちゃんの頭に手を回してそっと口を付けながら、腰を下ろしていった。
舌絡めとられると、いままでさんざんいろいろといやらしいことしてきたのに、ゾクゾクしてとろけそう…。
「ン…ぁっ…」
みやちゃんの手が腰にまわってきて俺を引き寄せる。
俺も……みやちゃんの背中に手を回して自ら体を近づけた。
不意に、みやちゃんがゆっくりとアナルに何かを入れてくるのがわかる。
「や…何…?」
「…ん…わかるだろ…? ローター…」
「…や…みやちゃんがいい…」
俺は、少し拗ねながらみやちゃんを見上げる。
「…かわいいこと、言うね…」
それでもみやちゃんはローターを奥の方まで入れちゃった。
「…みやちゃ……な…んで…? …欲しい…よ…」
「…あげるよ…」
そう言うと、みやちゃんは俺のことを押し倒す。
「…みや…ちゃ……?」
「…後ろからされるの、好きだろ…」
俺の体をいきなりひっくり返して、後ろから覆い被さった。
「……っ…ぁ……や……中…」
「…なに…? ちゃんと言って?」
「…中…に……ローターが…」
「それなら知ってるよ」
みやちゃんはなんでもないことみたいに俺の腰を掴んで、引き寄せるから、否が応でも腰が浮いて、それに合わせて膝を立てさせられる。
「…だ…め…」
俺の言葉を無視して、みやちゃんはローターのスイッチをONにする。
「ひぁっ…あっ…んくぅっっ」
中を刺激されると、自然といやらしくも足が開いちゃう。
「…腰、上げて…やらしいね。誘ってるんだ…?」
「はぁっ…みやちゃ…ぁっあっ…あぁっっ…」
「まだ…イっちゃ駄目だから…ね…」 そうは言っても、もとからイってしまいそうだったところにローターの刺激なんかきたら耐えられない…。
「…イく…っ…みやちゃっ」
「…また…イくの…? もうちょっと我慢して…」
「ひっぅ…ぁっあっ…イっちゃ…ぅっ…出ちゃうよぉ…」
「駄目…」
そうとだけ言って、みやちゃんは俺のペニスの根元をローターのコードで縛ってしまった。
「ぃっ…やっ…やだ…やだっっ」
軽く後ろを見る俺にみやちゃんはにっこり笑うと、双丘に手を這わす。
「…だ…め…」
「入れるよ…」
「だめっ…ぃや…」
そうは言っても無駄。
ゆっくりと、熱い塊が押し込まれていく。
「ぁ…くぅっ…」
みやちゃんのだ…。
「はぁっぁっ…おか…しぃよぉ……っ…だ…めぇ…っ」
どんどんと…中にローターが入ってっちゃう…。
なにかに耐えるかのように、俺はシーツをしっかり掴んでた。
駄目…とか言いつつも、俺、みやちゃんのが内壁を擦るたびにすっごく感じて自分から腰が動いちゃってる。
「っはぁっ…みやちゃ…ぁあっ…も…イかせ…てぇっ」
「…奥まで…感じてくれてる…?」
「んっ…あっ…感じ…るよぉ…っ…すごっ…イィ…っっ」
あぁ…変に腰がガクガクしちゃってる。
「みやちゃ…中で…っあっ…出して欲しいよぉ」
「じゃ…先にローター抜くよ…」
そう言うと、みやちゃんは自分のモノをはめたままの状態で、俺の中からローターを力強く引っ張る。
「ひぅっ…んっ…やぁあっ」
すごい…奥の方から、内壁を押しひろげてローターが抜かれていく。
「あっ…あっ…はぁあっ…みやちゃぁあんっっ」
みやちゃんは自分のものを少しだけ退かしながら、ローターを俺の中から抜き取った。
「はぁっ…んっ…もっ…はやくっ…」
「ん…」
ローターのコードを外してくれて、そのあと、俺の体を持ちあげる。
繋がったまま、抱き上げられ、俺はみやちゃんの上に座るような形になっていた。
「んっ…みやちゃ…」
みやちゃんは、俺の胸とペニスに手を這わし、器用に指先で刺激していく。
まるで魔法の手みたいに…。
すっごく感じる。
みやちゃんに触られるだけで、ゾクゾクして堪らなくなってくる。
俺は、みやちゃんの手に自分の手を添えた。
「っや…っんっ…ぁっっ…あっ…ソコぉ…っいぃ…イクよぉ…」
みやちゃんが、俺のペニスとか胸とか…
そういったところを愛撫してくれてるから、その分…手が使えない分、俺がカバーをする。
俺は自ら腰を動かしてみやちゃんのモノを飲み込んだり吐き出したり。
だんだんと自分がおかしくなってるのはもうわかってる。
何度も何度も、出入りを繰り返した。
「…透……前見て…」
そう言われて腰を動かしたまま顔を上げると、そこには大きな鏡。
「あっあっ…みやちゃぁんっっ…俺っ…やっ…やら…しぃよぉ…っっ」
恥かしくて、なおさらドキドキして爆発しそう。
「イっちゃう…っあっ…出るっ…みやちゃっ…出してぇ…」
「ん…イきそう…。中、出すよ…」
「はぁっ…ンやっ…もぉ出ちゃっ…ぁっ…あんっ…やぁあぁっっ」
体がひとたび大きく痙攣するかのようにビクンと跳ねて、欲望をぶちまけていた。
同時くらいだろうか。
みやちゃんのが、中に流れ込んできて、背筋に響いてきていた。


「…透…優斗の事好き…?」
お風呂場で、みやちゃんが俺の中のを指で洗い出しながら不意にそんなことを言う。
「…ぁっン……好き…だけど…なんで…?」
「…ん……なんか……別に、優斗が透の親だとかそんなんじゃないんけど、許しを請わなきゃいけない気分になるんだよね…」
その…気持ちはなんとなくわかるけど…。
「…で…優斗がもし、駄目とか言ったら、透はどうする……?」
「……そ…んな…」
「…優斗さ…めちゃくちゃ透のこと、心配してるっぽいじゃん…? …いいのかなって…。って、ここまでしといて今さらってな感じになっちゃったんだけど…」
みやちゃんって、そんなこと気にするんだ…。
いい人すぎるよ。
「…俺が…したいから…してるんだしっ…。駄目なんて…言わないよ…っ」
無理やりみやちゃんに犯されてるとかそんなんじゃないから…。
でも、みやちゃんがそう気にしてくれるのは嬉しいや。
許しを請わなきゃいけない…だってさ。
それって、俺のこと、遊び相手じゃなくって、本気でいてくれてるんだよね…。
「みやちゃ……好き…。みやちゃんは…?」
俺が聞くと、いつもやさしくほほ笑んで応えてくれる。
「…好きだよ…」
って。
せっかく、中、洗い流してもらってるのに…。
それが無意味なったのは言うまでもないかな…。