「誰……?サボり?」
そう言った声に俺は目を覚ます。
声の方を向くと、大人の男の人が立っていた。
「先生?」
まぁ、学校にいる大人っちゃぁ先生だろ。
見たことないけど保健の先生かな。
「サボりじゃなくって、風邪みたいで……」
先生は俺の寝てるベットに座り、手首をとって脈を計る。
「……速いね。うん、熱あるみたいだけど。 じゃあホントは本人に書いてもらうんだけど、辛いっぽいから先生が書くから。答えろよー」
って言って、ノートみたいなのを取り出した。
「学年、クラス、番号、名前は?」
「え? あっと、1年4組13番……で高岡深敦」
「んー1年生ね。まだ慣れてないて感じだもんな。寮?」
その問いかけに力なく頷く。
「昨日の就寝時間は?」
寝た時間??
昨日はいろいろあって……。
「ちょっと……わからないですが」
そう言うと軽く笑って俺のシャツのボタンに手をかけた。
「……先生?」
「汗拭くから」
「……うん……」
そんなことまでわざわざしてくれるわけ……?
実はちょっと前に啓吾に拭かれたんだけど。
まあ先生がしてくれるってのに断わるのもなんだしな。
「慣れない寮で風邪かな。たまにいるよね。遠足の前日に風邪ひいたりする奴。 それとも……汗かいたまま、寝ちゃったとか」
俺のシャツの前を開かせるとタオルで体を拭いていく。
なんか人に拭かれるのって気持ちいいよな。
ってか汗かいたまま寝ちゃったって?
「せんせ……?」
までホモとかじゃないよな……。
「なに?」
先生は、タオル越しに俺の乳首あたりを弄る。
わざとなのか?
「なんでも……ないです……」
って言うしかないだろ……。
それでもそのまま、乳首あたりを刺激してくるもんだから体が熱くなる。
タオル越しだった指先が直に乳首を捕らえていった。
「……はぁっ………」
俺が、感じちゃってんのに気付いて、気付かぬフリみたいな感じ。
「ちゃんと朝ご飯は食べた?」
そう言って足を組んだ上にノートを置いて、書く準備をする。
「う……んっ」
「そう……。じゃ、クラスにはちゃんと馴染めてんの? あぁ、寮だと先輩とも上手くやってかなきゃなんないけど…そこらへん、大丈夫そ?」
「大丈夫……っ…」
もうタオルなんてほったらかしで、その手をしだいに下の方に持っていく。
片手で器用にズボンのボタンとチャックを外して俺のモノに指を絡ませていった。
「ぁっ……先……せっ」
「んー……? なに? やっぱ上手くやってけてない?」
そうじゃなくって……。
俺はその先生の手、どかしたいのはやまやまなんだけど……。
先生はあいかわらずノート見てるし。
やめろとか言い出せないし、どかすことも出来なくて。
上司にセクハラされる女子社員ってこんな感じなのかな……なんて。
「精神的なモンからくる熱かもなー…」
もうそのまま、俺のをゆっくり扱かれて、とりあえず俺は声を殺すのにいっぱいいっぱいで……。
「ンっ……ぁんっ」
「でもホントに風邪かもしんないし。喉見るからその手、どかして口開けてごらん……?」
ノートを置いて、なんかペンライトみたいなのを手に持っている。
喉が赤くなってるかーとか見るやつだな。あれは……。
もう片方の手は、あいかわらず俺のモノを弄ってるし……。
先生は、どうしようか迷ってる俺に痺れを切らしてか、ライトを持った手で俺の手を取るとどかしにかかる。
先生に抵抗とかって俺、出来なくて、そのまま口から手を離した。
「ん……イイ子だね」
って、そんな子供扱いしなくても……。
「ぁっ……んぅ……」
「じゃ、口あけて?」
そんなんしたらマジて声殺せなそうなんすけど……。
それでもとりあえず、ゆっくり口を開ける。
それにあわせて、俺のを扱き上げる先生の手に力が入る。
「あっ……ぁっ、んぅっ!」
やばい、イきそう。
そう思い目を向けると、先生は笑顔で
「いいよ」
って。
やっぱり、当たり前だけどわかっててやってるよな。
先生の手が、俺をイかせるためにか何度も擦りあげてくれて。
もう限界だった。
「んっ……あっあっ、んぅんんんっ!!!」



疲れたよ……。
先生って断わりにくいから厄介だし。
でもめちゃくちゃ気持ちいいし。

「……寮の部屋、どこ? 送ってあげるから」
「……もう、ここに泊まっちゃ駄目ですかぁ……」
なんてな。保健室に泊まれるわけねぇっての。めちゃくちゃ辛くて移動すんのめんどくせぇ。
「なにそれ。すっごい誘われちゃってる気分なんだけど」
くすくす笑って先生が言う。
誘ってねぇよ……。
まあ聞きようによってはちょっとはそんな感じもするかもだけど……。
「……一人で戻れますんで……」
「また、体が熱くなっちゃったりしたらおいでね? いつでも待ってるから」
こんな先生ってどうなのよ。
生徒喰っちゃってるのかな……。
俺風邪なのに…………。