「…どうして? 朔耶くん…そんなに泣かないで」
キツく根元と袋に器具が取り付けられている俺のペニスを擦りあげながら、やさしく和也くんが聞く。
「ぁっ…あっンっ…ぃやっ……っ…恥ずか…しぃよぉ」
「…じゃ…俺も脱ぐから…」
背後で、服のすれる音…。
和也くんが服を脱いでるんだろうけど…。
上半身裸状態の和也くんが一度俺の後ろから出てきて、引き出しのある机の方に行く。
その間、俺はただうつむいて…もう見られまくってるけど股間あたりを手で隠すようにそのままベットに座っていた。
戻ってきた和也くんは俺の体を押して、ベットに寝転がるよう誘い込む。
流されるまま、和也くんが上にかぶさるような状態でベットの中心に仰向けにされる。
起き上がった和也くんは、俺の足の方に座ると、膝裏に手を回し、足を持ち上げた。
「っ…やだっ…和也く…っ…」
「ん…すぐ下ろすから…」
そう言って、和也くんが体を前に進めて、足の間に入り込む。
言われたとおり、足を下ろしてもらったが、和也くんの太ももに引っ掛けられて膝が曲がった状態だった。
少し…腰が浮いちゃってる状態…。
「……恥ずかしい…?」
そう聞かれて思いっきり頷く。
すると和也くんは軽く笑ってみせる。
「…じゃ…恥ずかしいっての…忘れさせてあげるから…」
さっき、引き出しから取り出したのだろうか…?
ビンからぬめりのある液体を手に出しているのが目にはいる。
「…や……なに……」
「別に…ちょっと余分に気持ちよくなるだけだからね…」
その液体のたっぷり付いた手が俺のペニスに絡まるとビクンと体がいやらしく跳ねる。
「っ…か…ずやくっ…」
「…ん? 大丈夫…?」
全然大丈夫じゃないっ…。
その液体……熱くって…なんていうか刺激的で…
こんなの…初めて…
普通に人にされるのも初めてだけど…。
「あふっ…ぁっ…あっ…」
軽く擦りあげられると、堪らなくって、もっと擦って欲しいと思っちゃう…。
「くぅっんっ…はぁっ…あっんっ…」
「ね…朔耶くん…そんなにして欲しい?」
「あっ…え…」
どうして…
「…腰…動いちゃってる」
「っ…」
そう言われて、顔が火が出そうに熱くなる。
「ちが…っ…」
「ホントはして欲しいんだ…?」
「違っ…ぁっ、あっ」
恥ずかしさから顔を手で覆うがどうにもならない。
腰を動かすことによって和也くんの手に擦れて得られた刺激を、一度知ってしまうと、いやらしく腰が動いて止められない。
「はぁっ…あんっ…やぁっ、いやっ…見な…でっ…いやっ」
「やらしくて…かわいいよ…。俺の手に自分の擦りつけちゃうんだ?」
「っ…や…だぁっ…いやぁ…っも…手ぇ…どかしてよぉ…」
このまま、和也くんの手があると、気持ちよくって腰が止まんないよぉ…。
やだ俺…変態だ…。すっごく…
「じゃ…代わりに別のモンでもつけようか?」
和也くんの方を見ると、ズボンのチャックを下ろして、猛りきったペニスを取り出す。
「朔耶くん見てたら…もうこんなんだよ…」
そのペニスを絡めていた手の変わりに俺のペニスにつけてくる。
「ぁっ…あっ…」
2本まとめて和也くんが両手で包み込むようにする。
「…このローション…熱いよね…」
ほら…さっきの…。
俺のペニスから間接的に絡めとる。
俺はというと…あいかわらず腰を動かしちゃってて……。
「っ…んぅうっ…あっ…やふっ…やぁっ…」
精液とローションが交じり合って後ろの窪みの方までゆっくりと流れる。
「ひっ…ぅんっ…やっ…だぁ…んっ…もぉっ…」
「…痛い…?? つらそうだけど…」
つらそうってのは俺のペニスの事…??
もうすっごい状態…。
見るからにイキたくて堪らないようにしてる…。
「見…ぁっ…あ…」
見ないで欲しいし、恥ずかしいとも思うけど…もうそれよりつらくって…。
「…痛ぃ…よぉっ…」
和也くんにホントのことを言ってしまっていた。
一度、それを口に出してしまうともう、歯止めが利かなくなっちゃう…。
「痛いこと…してないのにね……」
確かに…勝手に感じちゃって、ペニス張らせてる自分が悪いのかもだけどっ…。
イきたくて根元に絡む器具やら、なにやらで…。
「もぉ…やだよぉっ……」
「どうして…?」
和也くんは手を離すと、俺の腰を掴んで高く持ち上げるようにする。
「やっ…やだっ和也くっ…」
足を和也くんの肩の方まで持ち上げられて掛けさせられると、ゆっくりと和也くんに腰を引き寄せられてペニスに舌を這わされてしまう。
「ひぁっ…あっ…やだぁあっ…そんなトコっ…」
「…ね……ドコが痛いって…?」
「っあっ…ひぁっ…」
舌で舐めあげつつ、和也くんが聞く。
どこって…そんなん痛いって言うだけで精一杯だったのに…。
でも、舌でされると余計感じてイきたくって変な感じ…。
止められてる欲望がつらくて痛いもん…。
「あっ…和也くっ…ソコ…」
しょうがなく…痛い場所を伏せて言ってみたり…。
「ソコじゃわかんないよ…」
「あふっ…あっ……もぉっ駄目ぇっ…っ…」
「口で…ちゃんと言ってくれればどうにかしてあげれるけど…」
「っやだぁ…っ…言えなっ…ひぁっ…」
じゃあ無理…と言わんばかりに、ペニスを口内に納めてしまうと、舌で弄ばれ吸い上げられて、もっと刺激的に愛撫をしてくる。
「ひくっ…あっあっ…やぁっ…もっ…外しっっ…」
無視するかのように、俺の言葉には無関心でそのまま、行為を続けてく。
やだよぉ…。
無視しないでよぉ…。
こうゆう時の和也くんってよくわかんないもん…。
ちゃんと俺が口で言わないから怒ってるの…??
怒らないで…欲しいよぉ……。
「はぁっ…和也くっ…外してぇ……っ…もぉ…っ…イき…た…」
イきたい…って…もう最後までなんてまともに言えない…。

それでも許してくれたのか、口を離してくれて、ペニスと袋に絡まる器具を取り外してくれる。
「…いいよ…。朔耶くんがイきたいならイって…?」
「っ…でもっ…」
なにもされないんじゃ、イけないよぉ…。
「…他に…して欲しいことあるの?」
恥ずかしいながら、和也くんの肩に足を掛けたままの状態で恐る恐る頷く。
「何…? 言って…?」
やさしい口調で和也くんはそう言ってくれるけど…。
ホントはさっきみたいに思いっきり舐めあげて欲しいけどそんな事言えるわけない…。
「っ…和也くっ…触って…」
それで精一杯…。
「ん…ドコ…?」
「っ…ここ…」
もう…めちゃくちゃ恥ずかしいよぉ…。
自分の手を股間に持っていって示す。
「それだけでいいの…?」
「…擦って欲し…」
やだやだやだ…俺…何言ってんのっ??
人にペニス擦ってほしいだなんてどうかしてるっ。
「他は? もういい?」
いやいや……もっとして…っ
俺が恥ずかしがる間もないくらいにめちゃくちゃにしちゃってくれていいのにっ…。
というかっ…
わざわざ聞いてくれなくていいから…もう…無理やりやっちゃってよぉ…。
それでも言えなくって…
「…う…ん…」
そう答える。

和也くんの手で擦り上げられると、さっきと比べて少し物足りないくらいにも感じたけれど、それでもすっごい気持ちよくって恥ずかしくって…
「ぁっ…あっ…んぅっ…やぁんっ…」
それだけでもうイッちゃうよぉ…。
「んぅっ…ひぁ…あっ…うぁんっ…」
イイよぉ……めちゃくちゃ気持ちいいよぉ…
イっちゃいそう…
そう思った時だった。
乱暴に足を下ろされると、そのまま和也くんが頭を下げてペニスを口にほおばる。
「んっ…あっ…駄目っ…」
なにももう…イっちゃうってときに口付けなくてもっ…。
「あっ…ぁっ、やだっ…離しっ…」
このままじゃ…和也くんの口の中に出しちゃうよぉ…。
「ぁっあっ…もっ…離し…出るっ…からぁっ」
それでも離してくれなくて…
激しい愛撫に射精感が高まる。
「いやっ…やっ…駄目っ…駄目ぇっ…もぉっ…我慢っ出来な…よぉっ…」
和也くんは全然聞いてくれなくって、さらに刺激を送り続けるだけ…。
「あぁっ…やだっ…やっ…もぉ、イっぁっあっ…あぁあっんっっ」
和也くんの口の中に欲望をぶちまけてしまって、めちゃくちゃ恥ずかしいのに、また和也くんがソレをゆっくりと飲み干していくのがわかると、めちゃくちゃ恥ずかしくって堪らない。
「やだっ…そんなの…」
飲まないでよぉ…。しかも我慢したせいでたくさん出しちゃって…。
もう……穴があったら…入りたい…。