「あぁ、樋口先生。2時限目、空いてますよね」
学校へついたとたんにそう4年の学年主任に聞かれる。
2時間目…?
空いてるけど、なんか頼まれるのか?
面倒だな…。
「…一応、空いてますけど」
嫌そうに答えておく。
「あ…。なにか大事な用事があるならいいんですけど…」
大事な用事なんてあるわけないだろう。
そんな空いた時間に。
「なんですか?」
一応、用件聞いて。
どうでもよさそうなら断ろう。
やっぱ、引き受ける前に用件、聞いとかないとな。
「実は今日、朝、桐生先生から電話がありまして…。体中が痛いとのことなので、どうにも学校に来れないみたいなんですよ」
「…体中が痛い…」
「なので、よければ、変わりに1時間、引き受けてもらおうかと…。やっぱりあまり自習にさせるのも、よくないと思いますし」
「いいですよ」
とりあえず、即答。
「え…」
ノリ気じゃなかった俺が、いきなりそう答えたからか、あきらかに驚きの声を上げる。
「あと、6時間目が暇ですが」
「あ…しかし、そんなに頼むわけにも…。他の先生にも空き、ありますし…」
「数学教師の方がいいでしょう。何組?」
そりゃ、俺以外の数学教師にも空きはあるかもしれないけど。
桐生の机から勝手に時間割を取ってクラスを調べるふりをする。
だが、調べるまでもない。
昨日、チェック済み。
4年1組、尋臣のクラスだ。
「あぁ。4年1組。OK」
というかラッキー。
俺に圧倒されるようにして、軽くお願いしますと頼むと、先生は、また別の先生の方へと話しに行っていた。
他の桐生の授業の穴埋めを探してるんだろう。

俺自身、他のクラスに行くのが好きだし?
そういう用件なら、ばっちりOKだ。

…その前に。
体中が痛いって。
俺のせいだろう…。
昨日、保健室で、ちょーっとかわいがったせいか。



2時間目。
さっそく4年3組へと足を運ぶ。
だれかいたっけ、このクラス。
そう教室全体を見渡すと、雪之丞。
そうか。雪之丞のクラスか。
なんか、おもしろいことしてやりたいな。

「今日は、桐生がどうにも腰痛めちゃったみたいだから、代わりに俺がやるからな」
抜き打ちで、テストをしてやる。
問題を黒板に書いて。
「別に、成績には関係ないから、あんま気にせずに解けよ。でもあんま悪いやつは、俺の補充、受けさせるかも」
とっとと、問題10問、解かせて。
すぐさま回収。

やっぱり。
桐生の言うとおり、雪之丞は全然出来てない。
…桐生、ちゃんと授業やってんのか?
にしても、他のやつはちゃんと出来てるしなぁ。
これをきっかけに、話し掛けれそう。

ある程度に適当に授業やって。

3,4,5時限目は、1年生。本来の俺の授業をやって。
やっと6時限目だ。

1組。尋臣のクラス。
尋臣は俺を見て、なんで来るんだと言いたげな表情を少し見せたが、何も言わずに、無視状態。
「今日は、桐生の、代わりに俺がやるから」
3組と同じように説明して。
同じように抜き打ちで、テスト。
問題を黒板に書いて。
「成績には関係ないから、あんま気にせずに解けよ」
そう伝える。
もちろん、そのあとに付け足しで
「あんまり悪いやつは、俺の補充、受けさせるかもしれないから、そのつもりで」
笑顔で、言っておいた。
これで、数学苦手な尋臣は、自分が補充になると思い込むだろう。
とっとと、問題10問、解かせて、すぐさま回収。

尋臣は、ものすごく不機嫌そうな顔をしていた。
数学の授業が嫌だからじゃない。
どうにも昨日のことで、俺に対して怒りみたいなもんがあるんだろう。
でも、こういうのって怒った方が勝ちっつーか。
ひるんだ方が負けみたいな?
そういうとこ、あると思う。
だったら、俺も、怒ってやる。
そりゃ、両方怒ってちゃ、わけわかんないけど?
向こうが、『怒らせちゃった』って罪悪感、感じさせるくらいに怒れば。
それで、勝ち。
とことん、避けてやろうじゃん?
そりゃもう、向こうがさびしがるくらいに。


やっぱり、尋臣は出来てねぇな。
「ま、みんなある程度、出来てっから、補充はいらないな」
そう声をあげると、尋臣が少しだけ驚いたように顔をあげる。
自分自身、いまのテストが出来てなかったって自覚はあるんだろう。
俺が補充すると思った?
あえて、避けてやった。
それを、尋臣自身が気づくようにして。


俺の思いが通じたのか、いままで不機嫌そうにしてた表情が、少し不安そうなものに変わる。
もちろん、いつも尋臣を見ている俺にはわかるけど、普通の人にはわからないだろう。

お前が俺を避けるんなら、俺だってお前を避ける。
悪いのは、尋臣だって、思い込ませて。
お前に避けられることくらい、俺はなんともないフリをする。
そうすれば、結局。
尋臣の方が、さびしい思いをするだろう?
もちろん、俺だって、寂しいけど。



帰り時間。
俺は4年3組の前で雪之丞を待つ。
「あぁ、雪之丞。数学、理解出来てる?」
やさしく聞いてやると、
「…いつも、桐生先生の説明がわかりにくいので、あまり」
あっさりそう言い放つ。
こりゃ、そうとう嫌われてんな、桐生…。
「今日やった問題。明日、桐生に説明させるつもりだったんだけど。しようか…?」
雪之丞は、数学自体はそれほど嫌いじゃないのだろう。
しかし、少し迷いを見せる。
そりゃ、いくら数学嫌いじゃないにしろ、わざわざ補充なんて受けたくないだろう。
もし、本当に勉強したい気があるのなら別だが。
「あぁ、別に桐生の説明で十分ならかまわないよ」
俺は、にっこり笑って、あえてそうふっかけると、
「樋口先生、時間あるんですか?」
そうノってきてくれる。
「あぁ。俺は暇だから。雪之丞が数学、勉強する気でいてくれるんなら、喜んで教えるよ」
あえて、印象がよくなるように誘う。
「じゃあ、ぜひ…」
「OK。教室、入ろうか」
2人で、教室へ。

…今日は委員会はない。
だけれど、尋臣はたぶん、応援団のところへ、学祭の時間あわせのために行くだろう。
その前に、応援団長である雪之丞が4年3組にまだ残っているか絶対、確認する。
近いからな。


雪之丞の席は、廊下とは反対側の窓際だった。
机に、隣からイスを寄せて座って。
俺が今日やったテストの問題のうち、雪之丞のを取り出して、机の上に置いた。

やさしくゆっくり説明してやってる最中だった。
思ったとおり、尋臣が来る。

「…取り込み中、すみません。いつ頃、終わりますか」
あいかわらず、お堅い口調で俺に聞く。
少し、不満そうな顔は、嫉妬でもしちゃってる?
俺が、お前にはしてやらない補充を、雪之丞にしてるから?
チラっと、テストに視線が向くのがわかった。
点数チェックですか。
自分よりできてないか、調べたいんだろう。
どっちもいい勝負だよ、ホント、こいつらの出来てなさっぷりは。
それは、尋臣が見ても同じ意見だろう。
だからこそ、同じくらいの点数ならなおさら。
どうして自分じゃないのかと、俺に不満の目を向ける。
でも、それは無意識に近い行動だったんだろう。
嫉妬心なんて、読み取られたくないのか、すぐまた、お堅い委員長様の表情に無理やり変えていた。

「わからないな…。雪之丞に用事?」
「…あぁ、時間か…?」
雪之丞が尋臣に聞く。
「いいよ。また、明日で…。今日は、他の部、先に回ってくるから」
「悪いな…。じゃあまた、明日…」

尋臣は、俺をまた少し見てから、教室を出て行く。
絶対、様子見に、また来るんじゃないの…?
もう終わってるかもしれないと思ったから…なんて理由つけて。



「雪之丞…。いい?」
「時間決めは明日でもいいですし。今日やるって決めていたわけではないので…。尋臣も、今日はまたほかの部、回るみたいですし」
いまさら、雪之丞が補充をやめても、他の部を回ってる尋臣と話すことは出来ないから、気にするなと言ってくれているのだろう。

「いいやつだな…雪之丞は…。桐生はいいね」
やさしい口調でそう言うと、
「え…?」
って。
もちろん、疑問を持ったのか、俺の方をそっと見る。
「桐生は、君と付き合ってるんだろう」
「……付き合ってないですよ」
そうは言うものの、あまり反抗的な態度ではなかった。
「そう? いろいろ桐生から聞いてるよ。……桐生は、雪之丞のことが好きだって」
全部知ってると、逆に、何でも話しやがって…ってな感じで、それを知っている俺にも不信感を抱くだろうし。
あまり、深いことまでは、桐生から聞いてないことにしよう。

雪之丞の方がホントは桐生に惚れまくってるらしいが。
そのことまでは、知らないフリをして。

雪之丞は、さっき俺が言ったことを、鵜呑みにしないで、
「そんなことないです……」
なんでもないみたいにそう言った。
ホントは、嬉しいとか、感じたりしているんだろうか。
「どうして? 人に好かれる魅力は、ものすごくあるよ。かっこいいし……」
雪之丞は、少し中性的な容姿にコンプレックスを持っているようだと桐生が言っていた。
かっこいいという言葉は、なにより嬉しいはず。
もちろん、桐生みたいなやつが言ったらイヤミっぽいが。
俺もどちらかといえば、中性的に近い位置に配属されると思うし。
俺みたいなタイプから言われれば、イヤミとは思わないだろう。

俺は、雪之丞の左側からそっと、左手で股間あたりを手で摩る。
「あ…っ…」
少し困ったように、赤らめた頬で、俺をそっと見て。
「いいね…、桐生は…。1回くらい、浮気、してみない…?」
いやらしい手つきで股間を撫でながら、右手で髪を弄んでやって。
軽く耳にキスをする。
「っはぁ……っ…あ…っ」
ため息にも似た甘い声を漏らす。
桐生と雪之丞って、どうにもいざこざあったみたいで。
雪之丞が素直じゃないせいか、桐生がそうさせてるのか。
なんにしろ、こういった優しいプレイは、あまりしないらしい。
慣れない対応にか、戸惑いを見せる。
「でも、俺が手、出しちゃったりしたら、桐生が嫉妬、しちゃうかな」
あいかわらず、ゆっくり、ささやくようなトーンでしゃべってやる。
「っん……あいつは、嫉妬なんて……」
ノってきてくれた…かな…。
「どうして?」
「別に……俺のこと、好きなわけじゃないし」
「そうかな。試してみる価値はあるよ」
片手でズボンのボタン、ホックを外してやって。
チャックも下ろしてやる。
「っ…樋口…せんせ…っ」
すでに、布越しに触ってやったせいか、耳元で優しく言われたからか。
すっかり、翻弄気味で、抵抗しようとは思うものの、気力はないようだ。
「桐生に、後ろめたい?」
耳元で、やさしく聞いてやる。
「そんなこと…っ」
「いいよ。なんなら、俺に無理やりされたって言ってもかまわないから。それなら、雪之丞が責められる心配、ないだろ?」
耳に舌を這わして、手にした雪之丞のを焦らすようにそっと指先で撫でる。
「っあ……ん…そん…な…」
すべてのリスクを俺が負うと。
そう伝えると、今度は俺に申し訳なさでも感じているのだろうか、また戸惑いを見せた。
けれど、もう余裕がないのか、薄めがちに俺を見て、息を荒げる。
「俺は、かまわないよ…」
耳の後ろをねっとりと優しく舐め上げてやると、感じるのか、ビクンと体を振るわせる。
「っや…め…」
「桐生に、操立ててる?」
今度は、左手で包み込んだ雪之丞のモノを優しく擦りあげながら、耳元で聞く。
「っ…ぁっ…ぅンっ…違…」
「じゃあ、かまわない?」
耳に舌を軽く差し込むと、反射的に逃げるように顔を背ける。
「っぁんぅっ…」
「耳、感じる?」
今度は、右手で頭を抑えたまま、優しく耳たぶに舌を這わして。
気づかれないように、わざといやらしい音を立ててやる。
「っぁあっ…だ…め…」
「どうして?」
駄目ってのは、俺とやるのが…とか、そういう状態ではもうなさそうだ。
耳が、駄目らしい。
あえて気づかないフリ。
「…後ろから、するね…」
やさしくそう伝えて、椅子ごと雪之丞を窓の方へと向かせる。
「大丈夫…。後ろには、俺がいるから…。見られないよ。ドアもちゃんとしまってる。俺の後ろ姿しか、見えないから」
学校なんて、終わったらみんなすぐ帰る。
普通と違って寮制だし。
教室にたまって話し込むやつなんていなかった。
部室がある教室も、ここからは離れている。
見られる心配なんてほとんど皆無だ。
変な用事で、不意に来でもしないかぎり。
尋臣みたいに?

安心させてやってから、もう一度、左手で雪之丞のを包み込み、右手をシャツの中へと潜り込ませる。
「っんぅっ…ん…」
「緊張してる…? 桐生以外にされるのは、初めて…?」
後ろからそう言う俺にそっと頷くのがわかった。
「そっか…」
…こりゃ、最後までやったらさすがに桐生にしばかれるな…。

左手は動かさないで、右手で胸元を探ってやる。
引っかかる胸の突起を指先で軽く押しつぶすように撫でてやると、少し体を仰け反らせて。
露わになった首筋に舌を這わす。
「っン…っはぁっ」
「大丈夫…。跡は残さないから…」
何度も、指先で胸の突起を転がして弄ってやると、俺の右腕に雪之丞の手が添えられる。
俺を引き剥がそうとするわけではなく、ただ、刺激に耐えがたいのか、強く指を俺の腕に絡めていた。
「っあ…はぁっ…」
じれったいくらいのやさしい愛撫を送ってやって。
そのせいか、抵抗意識はもうまったくと言っていいほど、ないように思える。
切羽つまった様子ではなく、素直に、ため息のように、甘い声を漏らしていた。
「あっ…せんせ…」
少しだけ、雪之丞の腰が浮く。
擦らないで、ただ添えているだけの左手がもどかしいのだろう。
それでも、気づいていないフリをして、また耳に舌を這わしながら、胸を少し強めに指先で弄った。
「っぁあっ…ゃうっ…」
左手にトロリと雪之丞の先走りが伝う。
「気持ちいい?」
そう聞くと、素直にそっと頷く。
「よかった」
そう言ってあげてから、やっと左手で、雪之丞のモノをこすりあげる。
「っぁあっんっ…はぁっ…」

人の気配がする。
そっと後ろを見ると、ドアに取り付けられた窓から覗くのは思ったとおり、尋臣だ。
いつからいたのかはわからないが、ちょうどいい。
俺と目が合うと、ばつが悪そうに、それでも、立ち退けずにただ、顔を逸らす。
「…口で、してあげる」
耳にキスをしてから、雪之丞の前に回りこんで。
もう一度、ドアに目を向ける。
雪之丞は、そんな俺の行動を、気にとめる余裕はないのだろう。

尋臣は、俺がなにをするのか、嫌そうな顔で見て。
俺は、尋臣に向かって、笑ってやった。
「ちょっとせまいから、横、向けるよ」
椅子をわざと、尋臣から見えやすいように、中途半端に斜めに向けてやる。
雪之丞はもちろん、そんなこと、いちいち考えてられない感じだ。

手にした雪之丞のモノを、ゆっくりとわざと横から舐めあげて。
「っぁああっ…」
体を震わせながらも、俺の髪に指を絡める。
見えてんだろ? 尋臣。

「っんぅっ…ぁっやっ」
俺の舌から逃れるように、髪を軽く掴んで。
それでも、腰が欲しがるように寄ってくる。
「んぅっあっ…ぁあっ」
まるで、俺の舌に擦り付けるみたいに、いやらしく雪之丞の腰が軽く動いていた。
「はぁっ…ゃっ…やぁっっ…」
いやらしい体してんじゃん…。
「っせんせっ…ぁあっ…ぃくっ…」
「っ…ん…いいよ…。でもあんまり教室汚しちゃまずいしね…。俺が咥えたら、出してごらん」
そんな風に、口の中に出して…なんて言われたことはもちろんないのだろう。
少し戸惑いの表情を見せる。
それ以前に『出してごらん』という言葉が、どうも雪之丞の羞恥心に触れたらしい。
恥ずかしそうにしながらも、他に方法がないとわかってか、そっと頷いた。
「一応…出す前に言ってくれると、うれしいかな…」
そうとだけ伝えて、返事は待たずに、舌を竿に絡める。
「っぁあっ…んぅっ…」
咥えこまずに、唇で横から挟みながら、舌を絡ませ軽く吸い上げてやって。
「ゃあっ…あっ…もぉっ…だっめ…っぁっあぁあっ」
ま、一応、桐生のだしな。
あんまいじめないでおくか。
俺は雪之丞のを咥えこんで、口内で味わってやった。
「っんぅっ…あっ…出…っやぁっ、イくっ、あっ…ゃぁああっっ」
雪之丞のが流れ込んできて。
それを俺は口で受け止めてやっていた。
……なんかもう、昨日今日と、口で受けすぎな気がするけど…。

放心状態の雪之丞のを、自分のハンカチで拭いてやって。
「大丈夫?」
最後まで気遣ってやる。
「あ…」
「桐生は、雪之丞が思ってる以上に雪之丞のこと好きだよ…。あいつに対して…少しだけでいいからさ…優しくしてあげて…? 意外とかわいいやつだから。別にあいつを庇うわけじゃないけど…」
そう言うと、また迷ったような戸惑った表情。
「もちろん、あいつが、結構、馬鹿でめちゃくちゃなやつだってのは、俺も知ってるし? むかついたりするのも、ものすごくわかるけど?」
笑いながらそう言ってやった。
「…でも…。俺はあいつのこと好きだし…。雪之丞も、桐生のこと、好きだろ…?」
優しくそう聞くと、少し顔をそむけたまま、そっと頷く。
かわいいな…。
「…嫉妬、してくれるといいな」
「っ…桐生に…言うんですか…?」
これ、やっちゃったって?
「…どっちがいい? 黙ってた方がいい?」
「…別に…。…あえて隠すようなことはしなくていいけど…」
つまり、隠し事は嫌ですって?
「なりゆきで、それとなくバレるかもしれないけど? ホント、俺が無理にやっちゃったわけだし? そういうわけでいいよな。やつなら、絶対、俺に怒るよ。雪之丞が好きだから?」
頭を撫でてやってそう言うと、恥ずかしそうに、また顔を背けた。



さて。
アフターケア、終了。
雪之丞のこと、口でやっちまったけど、それとなく、桐生と雪之丞の関係もよくなるだろう。